さくらんぼに目がないおばさんの独りごと

さくらんぼの季節になると
梅雨時でも気分はウキウキです。

店頭でさくらんぼを見かけると
素通りするのは無理、
どんなに急いでいるときも足を止めてしまう。

鮮やかに輝く赤色に
軸がついている姿があいらしい。

高級ショップに行けば
一箱数千円なんていうのもザラですよね。

甘酸っぱいさくらんぼの味を堪能すると
初夏がやってきたって思います。

ゆっくり一つずつ味わって食べると
ストレスはどこへやら、ニコニコ気分になってきますから
ゲンキンなものです。

私の機嫌を取りたい時、
さくらんぼを手にして夫は帰ってくる。
さあ好きなさくらんぼ、たくさん食べてよーといいながら。

毎度のことなので何か下心あるんだな
と思いながらも機嫌よくさくらんぼを頬張る私。

何日かたったある日、夫は言った。
これから毎朝、朝ごはんはいらないよ。
代わりにジュースを作ってくれよ。

ははあ、これがさくらんぼの代償か。
それでもいったいどういうことなの？と聞くと

体調を整えるために朝ごはんをジュースに置き換えるという。
しかもコールドプレスジュースに。

職場の近くのジュースショップで度々、
コールドプレスジュースを飲んでいるらしい。
飲んだ後は胃腸の調子がすっきりして体調がよくなるという。

ふーん。

それでコールドプレスジュースはどうやってつくるの？
うちにスロージューサーはないしね、というと
待ってましたとばかりに、もう注文したという。

なるほどそういうことか。

夫婦は似たもの同士とはよくいう。
実は私もコールドプレスジュースに興味を持っていた。
しかし財布の紐は固く買い渋っていた。

夫が買ってくれたのだったら問題なし。
作りましょうよ、コールドプレスジュース。

余ったらジュースは冷凍できるのか調べてみたら
なんとかできるらしいと知り夏には便利かもと思った。